8.耳を取り付ける
「耳」と呼ばれる、篭の左右に取り付ける取っ手を取り付けます。ここで使う耳用の籐(トウ)は、水を入れたボール等に漬け込んで、十分に水分を吸収させておいて下さい。乾いたままで作業をすると折れやすくなります。
耳を付ける所を考えます。篭の側面を見て、ちょうど中心に当たる場所に耳を取り付けます。まず、右図のように、下段のまわし(輪状の竹籤)の下へ、籐を1cm程度差し込みます。(長めに差し込んだほうが作業が楽ですが、長く差し込みすぎると籐が足りなくなるので注意して下さい。)この時、籐を差し込む位置は、中心より若干右よりにします。
次に、差し込んだ部分を押さえたまま、外側に出ている籐を上段のまわし(輪状の竹籤)の上付近に差し込みます。この時は、右図のように、中心より若干左よりの所に差し込みます。その後、内側の籐を中心より右よりの場所から外側に出します。
そして、右上から出した籐を左下に差し込み、右下から出します。このように8の字になるようにしてください。
この時、耳の大きさを調整するのですが、指が3本入る程度が適当かと思います。
下から出ている籐を、時計回りに3回、右図のように巻き付けて下さい。
4回目の巻き付けの時は、上部の根元を巻き付けるようにして、左上へ差し込み、右上から出します。籐はゆるまないようにしっかりと引っ張りながら作業すると仕上がりが良くなります。
右上から出した籐を、右図のように一度左側へくぐらせます。
その後、時計回りに下へ向かって3回、右図のように巻き付けて下さい。
右図のように、右下から内側へ差し込み、左下から出します。
上部と同じように、一度右側へくぐらせます。
再度時計回りに巻き付けていきます。これが最後の巻き付けなので、なるべく隙間が無いように巻き付けます。
左上から内側に差し込み、内側で結び止めて片方の耳が完成します。まず右図のように輪を作ります。
右図のように、先程作った輪の中を通すように、もう一つ輪を作ります、上の図と比較して作って下さい。
外側から来ている籐を引っ張り、耳がゆるんでいないのを確認してから、最初の輪を引っ張って締めます。
最初に締めた輪を親指で押さえながら、残りの輪も締めます。余分な籐はハサミで切ります。これで完成です。もう片方の耳の作り方も、同じ要領で行って下さい。
耳を作る作業が完了しました。次のページでは、柱掛という部分を作成します。
[目次に戻る]
[前のページ]
[次のページ]