9.柱掛けを取り付ける

 「柱掛け」と呼ばれる、篭の背中に取り付ける取っ手を取り付けます。ここで使う柱掛け用の籐(トウ)も、水を入れたボール等に漬け込んで、十分に水分を吸収させておいて下さい。乾いたままで作業をすると折れやすくなります。

柱掛けを付ける所を考えます。右図のように、篭の背中側、上段のまわし(輪状の竹籤)の付近が丁度良いです。右図のように、籐を1cm程度、上段のまわしの下へ差し込みます。籐を差し込む場所は、中央よりも若干左の部分です。



次に、外側に出ている籐を中央よりも若干右、上部のほうに差し込み、下部から外側に出します。右図を参考にしてください。



そして、右下から出した籐を左上に差し込み、左下から出します。すると、8の字を横に倒した形になります。お気づきの方もいるかと思いますが、これは、耳の作り方を横に倒しただけのものです。

親指が入る程度に大きさを調節し、そのままぐるぐると隙間無く締めていきます。



内側の結び方は、耳を作ったときと全く同じ要領で仕上げます。




これで、涼やかな印象の芭蕉篭が完成しました。竹筒を入れて、お花を活ける等で活用して下さい。



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